多目的トイレ?みんなのトイレ?トイレについて考えてみた
- 伊藤英子
- 2021年5月22日
- 読了時間: 2分
世の中に障害者用トイレができてからどのくらい経つのだろう?
私が学生のころには市内にあったから、もうウン十年…。
気になったので調べてみた。
そうだ!ポータブルトイレと囲う物をもって出かけたりした!
懐かしい話だわ~。
その後、障害者用トイレはどんどん多機能・多目的化し、
いろいろな用途で使えるようになった。
着替えのための足代?が設置されているところまで。
まさに多目的トイレ。
いまでは、「みんなのトイレ」「どなたでもお使いください」
という掲示もよく見られるようになった。
某大型ショッピングモールでも、みんなのトイレは大人気。
スムーズに入れることはまれで、使用中のことがほとんど。
そして…なかなか出てこないことも多い…。
某市の庁舎もそうだけど、職員さんや店員さんなども
普通に使っている。
もちろん見た目で判断してはいけないけれど。
高齢のご夫婦(おそらくご主人に介護が必要)が、
困り果てたあげく女性用トイレに入っていかれた。
掃除のおばちゃんに「ここはなかなか空かないよ~」と言われたこともある。
まぁ、みんなのトイレだし、多目的だし…しょうがないと言えばしょうがないか。
でも今年バリアフリー法が改正され、その議論の過程で国土交通省は
「多目的トイレ」「みんなのトイレ」という名称をやめるよう求めた。
多目的ではなく、目的はあくまでも「排泄」
そのためのいろいろな「機能」と「広さ」を備えたトイレということ
そこのトイレしか使えない人がいるから、
普通のトイレを使える人はそうしてくださいね、ということ。
駐車場にしてもそうだけど、
「この場所が必要な人がいます!」ってこと
もっとみんなが想像してくれたらいいな~。

写真は、多機能トイレのマークが素敵だから撮ってみました。
どこが違うかというと、
自分で漕いでるのね。
それだけで印象変わるね。
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